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MatrixBrute

アナログ・アヴァンギャルド

かつてないパワフルなモノフォニック・シンセサイザー。フレキシブルなモジュラー・システムを採用しながらもメモリー機能を搭載し、自分だけのサウンドを自在に作り出すことを追求するあらゆるクリエイターのためのドリーム・マシンMatrixBrute、登場。

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2017年3月下旬発売予定

アナログ・スーパーシンセ

MatrixBruteは70年代、80年代のアナログ・シンセ全盛期から断絶されたシンセを再定義するアナログ・シンセサイザー。

フレキシブルで使っていて楽しく、恐ろしいほどにインスピレーションが湧き、そして何より重要なポイントであるワールドクラスの楽器、MatrixBrute。何年にもわたって音作りができる懐の深さ、いつまでも尽きないインスピレーションをその手に。
モジュラー・シンセの自由度の高さと使いやすさ、プログラマブルであることを同時に満たすこと、それがMatrixBrute開発のゴールでした。使いやすさのためにダブルファンクション等を排した1:1ノブ、ボタンによるインターフェイスの採用、最高レベルに太い音のオシレーターによる完全アナログ・サウンド、モーグ博士、ナイル・スタイナーの設計を踏襲した2タイプのフィルターを搭載。伝統を引き継ぐ一方で、出力段のアナログ・ディレイ・エフェクトや、外観上の大きな特徴にもなっているマトリクス・モジュレーション・パネルといった新しいアプローチも採用。これらすべての機能がエレクトロニック・ミュージック・プラットフォームの新たなランドマークとなります。

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MatrixBruteのサウンドとは?

最高のシンセサイザーには、最高のオシレーターが必要です。

MatrixBruteはインパクトあるルックスですが、それで終わりではありません。最も重要なのはサウンド、アナログ・サウンドです。つまり、巨大で、ピュアで、荘厳で、繊細で、ワイルドで、メロディアスで、不快で、仰々しく、ドラマティックで、楽しくて、凶暴で、洗練されたサウンドです。

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トーン・ジェネレーター

MatrixBruteもそうです。2基の「Bruteスタイル」オシレーターそれぞれにサブオシレーター、ウェイブシェイパーを搭載したオシレーター・セクションはアナログ・シンセの新たなスタンダードと言えます。また、アナログによるUltraSawは、オシレーター1基で3系統のデチューンされたノコギリ波のようなサウンドを作り出せます。三角波のMetalizerは、メロウなサウンドから荒々しいサウンドまで自在に変化させることが可能。さらに、サブオシレーターの波形コントロールでローエンドの厚みを自在に調整できます。

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  • そして、第3のオシレーターにはサイン波、三角波、ノコギリ波、矩形波を内蔵。このオシレーターはオーディオ・ソースとして使えると同時に、モジュレーション・ソースとしても使用可能です

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  • MatrixBruteのノイズ・ジェネレーターは、これまで量産されたどのシンセよりも進んだ機能を内蔵。ホワイト、ピンク、レッド、ブルーの4種を揃え、あらゆるタイプのノイズを作り出せます。

複雑なサウンドを生み出すオーディオ・モジュレーション

多彩な機能のAUDIO MODセクション

オシレーター同士のクロス・モジュレーションや、オシレーターとノイズ、ノイズとフィルターなどのモジュレーションにより、ザラッとした質感や、汚れた感じのサウンドなどを自在に表現可能。

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フィルター

シンセサイザーのソウル、それがフィルター。MatrixBruteは2タイプのソウルを搭載。

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Steiner-Parker

MiniBrute、MicroBruteに搭載して話題を集めたSteiner-Parkerマルチモード・フィルターをMatrixBruteにも搭載し、さらに新たなテイストをプラス。DRIVEコントロールの追加により、さらに分厚いフィルター・サウンドを実現しました。これまでの12dB/Octスロープに加え、オリジナルのSteiner-Parkerフィルターと同様、より太いサウンドが得られる24dB/Octスロープも装備。

モーグ・タイプ・ラダー

シンセで最も有名なフィルターは恐らく、モーグ博士設計のトランジスター・ラダー・フィルターでしょう。MatrixBruteでは、この定番サウンドのフィルターにDRIVEコントロール、12dB&24dB/Octスロープ切替、ローパス、ハイパス、バンドパス・モードを追加しました。

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フィルター・ルーティング

2タイプのフィルターはシリアル、パラレルのどちらかに接続切替ができ、より多彩な音作りに対応可能です。マスター・カットオフ・ノブを使用すれば両方のフィルターを同時にスイープでき、新たなフィルター・サウンドを作り出せます。

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マトリクスの世界へ

MatrixBruteを見た時、最初に目が行くのは間違いなくマトリクス・セクションでしょう。スペースも機能も膨大です。モジュレーション・ルーティング、シーケンス作成、プリセットの呼び出し、マトリクスはシンセ界で最もエキサイティングなセクションになることは間違いないでしょう。

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  • モジュレーション・ルーティング

    プログラマブルなバーチャル・モジュラーを実現していく中でArturiaが注目したのが、MatrixBruteの中核をなすマトリクス・モジュレーションでした。16種類のモジュレーション・ソースと16種類のモジュレーション・デスティネーションを自在にルーティングできます。さらに、4種類のデスティネーションはユーザー・プログラマブルで、パッチごとにカスタマイズすることが可能です。
    ソースとデスティネーションの交点のマトリクスを押し、データ・ダイアルを回してモジュレーションの深さを設定します。パッチ・コードによる方式よりも遥かに自由度が高く、モジュレーション量の設定も正確に行えます。

  • シーケンサー

    シーケンサー・モードではマトリクスが64ステップのシーケンサーとなり、インスピレーション溢れるパターン作成が行えます。シーケンサーはアクセント、スライド機能に加え、ステップごとにCVを設定でき、これをモジュレーション・ソースとして使用することも可能です。音程、タイミング、音色すべてをコントロールできるシーケンサーで、音楽的インスピレーションが尽きることはありません。

  • プリセットの呼び出し

    ライブなどのシチュエーションでは、プリセットの呼び出しが素早く簡単に行えることが非常に重要なポイントです。MatrixBruteでは、このマトリクスを使って256種類のプリセットを瞬時に呼び出せます。リストをスクロールしたり、小さなディスプレイを見ながらダイアルを回すようなことはなく、文字通りボタン一発で切り替わります。楽しくなるほどの使いやすさです。

モジュレーター

サウンドに命を吹き込むモジュレーション・ソース。
息づくように刻々と変化し、深みのある音色へ

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  • MatrixBruteは、3基のLFOを搭載し、LFO1、LFO2には豊富な波形を内蔵し、シーケンサーやMIDIクロックとの同期も可能ですので、テンポに合った音色変化を自在に作り出せます。
    LFO3はVCO3の一機能として動作し、鍵盤上の音程に応じて周期を変化させることができます。
    フィルターやVCA、その他のパラメーターの時間的な変化を作り出すエンベロープ・ジェネレーターも3基搭載し、マトリクスを使って自由にモジュレーション設定できます。各エンベロープとも極めて動作速度が速く、ハードヒットなベースやリード音に効果的です。もちろんゆっくりとした動作もサポートしていますので、滔々と流れるようなサウンドスケープ的音色も自由自在です。

高い接続性

「音楽制作生態系」の善き一員として

様々な機器を駆使して音楽制作をする際に、業界標準のプロトコルによる高い接続性は欠かせないポイントです。MatrixBruteはその点も見逃していません。12系統のCVインプット&アウトプットはマトリクスと組み合わせて使用することができ、ユーロラック・モジュラーとの併用も可能で、さらに自由度の高い音作りが行えます。

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  • 想像してみてください。ブティック・メーカーのモジュールからCVを取り出して、MatrixBruteのパワフルなシンセ・エンジンをコントロールできると思うと…。MatrixBruteのソースやマクロを使ってモジュラー・シンセの複数のパラメーターをコントロールできると思うと…。外部オーディオをMatrixBruteのミキサーに入れて、さらなる幅広い音作りが、接続するだけで可能になると思うと…。

  • DINシンクやクロック端子を装備したビンテージのドラムマシンや外部シーケンサーとの同期も可能です。コンピュータやMIDI機器との接続に欠かせないUSBポートやMIDI端子も装備。ライブなどのリアルタイム演奏に便利なフットスイッチやエクスプレッション・ペダル端子も装備しています。アナログ・サウンドと接続性、両方の頂点に立つのがMatrixBruteです。

パフォーマンス・コントロール

インタラクティブな楽器でなければ、シンセサイザーではありません。

49鍵ベロシティ、アフタータッチ対応、プレイアビリティに優れたキーボードを採用。しかし、シンセサイザーを演奏するということは、何もキーボードを押すだけのことではありません。演奏表現に重要なピッチ・ベント、モジュレーション・ホイールに加え、マトリクス経由であらゆるモジュレーション・デスティネーションをアサイン可能なマクロ・ノブを4系統装備しました。これにより最大16種類のパラメーターをリアルタイムにコントロールできます。マクロを使用することにより、複数のパラメーターを同時にコントロールでき、これまでになかった音色変化を自在に演出できます。さらにステップ・シーケンサーやアルペジエイターを使用することで、音楽的なパターンやテンポと同期したパフォーマンスも可能です。

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アナログ・エフェクト

シンセサイザーとエフェクトの緊密な関係

アナログ・サウンドの最終段で、必ずしも素晴らしいとは言えないようなサウンドやクオリティのデジタル・エフェクトを採用することで、全体としてのサウンド・クオリティを下げてしまっているケースは、よくあることです。その意味で、5タイプの高品位アナログ・エフェクトを搭載したMatrixBruteは例外的存在かも知れません。ステレオ・ディレイ、モノ・ディレイ、コーラス、フランジャー、そして独自のマルチタップ・リバーブを内蔵し、シグナル・パスの最後まで、そのサウンド・クオリティは驚異的なままです。

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主な特長

  • アナログ・マトリクス・シンセサイザー
  • 256音色メモリー
  • アナログ・エクスポネンシャルVCO x 2:ノコギリ波+UltraSaw、矩形波+パルス・ウィズス、
    三角波+メタライザー、サブオシレーター
  • アナログ・リニアVCO/LFO x 1:ノコギリ波、矩形波、三角波、サイン波、LFOタイム・ディビジョン、キー・トラック
  • ハード・シンク(VCO2→VCO1)
  • オーディオ・モジュレーション:VCO1→VCO2、VCO1←VCO3→VCO2、VCF1←VCO3→VCF2、VCF1←Noise→VCF2
  • ノイズ・ジェネレーター:・ ホワイト、ピンク、レッド、ブルー
  • オーディオ・ミキサー:5インプット+フィルター・ルーティング
  • Steiner-Parkerフィルター:12dB / 24dB/Oct、Drive、Brute Factor、ローパス、ハイパス、バンドパス、ノッチ
  • ラダー・フィルター:12dB / 24dB/Oct、Drive、Brute Factor、ローパス、ハイパス、バンドパス
  • LFO x 2:サイン波、三角波、矩形波、ランプ波、ノコギリ波、ランダム、S&H
  • エンベロープ・ジェネレーター x 3:ADSR(アタック、ディケイ、サステイン、リリース)タイプx2、DADSR(ディレイ、アタック、ディケイ、サステイン、リリース)タイプx1
  • 外部音声入力(ライン、楽器レベル)
  • 16×16マトリクス・モジュレーション・パネル
  • 64ステップ・シーケンサー:ステップ・イネーブル、スライド、アクセント、モジュレーション、シーケンス・パターンをリアルタイムに保存、呼び出し可能
  • アナログ・エフェクト:ステレオ・ディレイ、ディレイ、フランジャー、コーラス、アナログ・リバーブ
  • アルペジエイター
  • 12 CV/Gate入出力
  • MIDI端子、USB端子
  • ペダル入力(エクスプレッション、サステイン)
  • 電源ケーブル、取扱説明書付属
  • 外形寸法:860 (W) x 432 (D) x 107 (H) mm
  • 質量:20kg

Awards

  • mipa_2016