MicroFreak
エクスペリメンタルなハイブリッド・シンセ
他の何にも似ていないシンセサイザーMicroFreakは異彩を放ち、ミュージシャンの好奇心をかき立てる他とは違う楽器です。ウェーブテーブルやデジタル・オシレーターとアナログ・フィルターとの融合、ユニークなポリアフタータッチが可能なフラット・キーボード、制御可能なランダム性をシーケンスに採り入れることもできます。革命ではなく反乱、そんなシンセサイザーがMicroFreakです。
MicroFreak ファームウェア V5.0
MicroFreakがまたまた進化しました。ファームウェアv5.0では、ユーザー・サンプルのインポート、サンプル再生エンジン、3つの新しいグラニュラー・エンジン、強化されたエンベロープなどが無償でアップデート可能です。 Free Updateサンプルの取り込みと再生
MicroFreakでサンプリングができるようになりました。 自分のサンプルをインポートして再生し、ループさせることで、サンプリングされたクラシックなテクスチャーをFreakyにアレンジすることができます。サンプルは最大24秒(16ビット/32kHz/モノラル・フォーマット)、合計3.5分まで録音が可能です。グラニュラー・エンジン
MicroFreakのファームウェアv5.0には、Scan Grains、Cloud Grains、Hit Grainsという3つの新しいグラニュラー・エンジンが搭載され、取り込んだサンプルを粒状に刻んでスライス、テクスチャー、インパクトを探求することができます。キーボード・ランダム・ソース
キーボードをサンプル&ホールド・スタイルのモジュレーション・ソースに変換できるようになりました。スナッピー・エンベロープ
MicroFreakのエンベロープでさらに短いアタックの値を使えるようになりました。これは、グリット、クラック、カミソリのように鋭いパーカッシブ・サウンドに最適です。より多くのプリセット
MicroFreakには300以上のファクトリー・プリセットがあり、合計512のプリセット・スロットに拡張されました。スターバウンド・ニュー・ルック
限定モデル「MicroFreak Stellar」が登場しました。
MicroFreak Stellarは、洗練されたブラック・フィニッシュが施され、ADSRのロケット発射やフィルターレゾナンスのUFOなど、操作系をモチーフにしたユニークなスペースエイジ・グラフィックが全体に散りばめられた限定仕様です。 この愛すべきシンセにさらなる個性を与えています!狂気の一粒
初めてのシンセでお求めやすいものを探している場合でも、 すでにシンセを数台所有していて他にはないユニークなサウンドやインターフェイスのものを探しているコレクターでも、MicroFreakは欲しくなる1台です。
この並外れた小さなミュージック・マシンは多彩なデジタル・オシレーターを搭載し、レアで変わったサウンドを作り出すのも簡単です。TexturerやKarplusStrong、Harmonic OSCそしてSuperwaveなどの各オシレーター・モードを内蔵し、いろいろ実験してみたいミュージシャンにとってまったく新しくて聴いたことのないサウンドを探求できる絶好の機会です。何台ものシンセの機能を1台に集約したような多彩さに、わからないなりに凄い音を作れてしまう初心者も、酸いも甘いも噛み分けるベテランも、きっとMicroFreakの柔軟性の高さやパワフルなシンセ・エンジンに惚れてしまうことでしょう。
小さくても凶暴
MicroFreakはコンパクトなサイズに多彩な機能を詰め込んでいますので、どうやってそれができたのか不思議に思われる方もいらっしゃるかも知れません。それは「魔法」なんですと言いたいところですが、本当のところは高いスキルと熱いパッションなんです。
フィジカル・モデリング、ウェーブテーブル・シンセシス、ヴァーチャル・アナログ。各種音源方式をコンプリートしたエキサイティングなオシレーターはMicroFreak以外にはないでしょう。このサイズでそれを信じろと言われても無理があるかも知れませんが、本当に入っていますし、色々な音作りに対応できます。広大で多彩な音のパレットで創造性をエキサイトし、好奇心をかき立ててください。MicroFreakには5種類のカスタムメイドArturiaエンジンと、Mutable Instrumentsの開発による7種類のモード、Noise Engineeringが開発した3つのオシレーター・モードを含む、18種類の驚異的なオシレーターを内蔵しています。
誰もが秘めている異常性を発露できるのが、MicroFreakです。
2つの世界のベストを1台に
MicroFreakはデジタル・オシレーターを搭載していますが「正反対同士は引き合う」とはこのことです。濃密なサウンドのアナログ・フィルターを搭載したのもそのためです。
先駆的な12dBタイプのOberheim SEMフィルターをベースにしたMicroFreakのフィルターで、叫ぶようなサウンドからささやくようなサウンドまで、好みに合わせて幅広い音作りができます。このフィルターは色々なフィルター特性が合体したステートバリアブル・フィルターで、自己発振も可能です。ウェーブテーブルのシャープなサウンドにエッジを立てたり、キーボードのプレッシャーや内蔵シーケンサーでフィルターのカットオフをコントロールするなど、自在にフィルターを使用できます。
ちょっと待ってください。MicroFreakにシーケンサーが入っていることはまだ触れていませんでしたね?あとモジュレーション・マトリクスも。事態はますます面白くなってきたようです…。
スパイスを味わい、サイコロを振ろう。
MicroFreakならではのエキサイティングな機能で、新鮮な曲作りを。
最大4つのオートメーションが記録でき、ステップごとにノート編集ができますし、あるいはまったく新しいスパイスとダイスというシーケンサー機能で偶然性の美を楽しむこともできます。ランダム性を加えることで発展性のあるオリジナルなパターンを作ることができ、5×7のモジュレーション・マトリクスでシグナル・チェインやコントロール系統を再構築して多彩な音色を作り出すこともできます。
これほどおサイフに優しいシンセは他にはないでしょう。
「変な見た目のキーボードだな」
その通りです。実際「キーボード」でもありませんし。基板むき出しですから。可動パーツがまったくないスーパーフラットです。これで速いフレーズのシンセ・ソロなどに追従できるのか?「できる」に賭ければ勝てます。普通のキーボードよりも良いんです、実は。
これで表現力豊かなプレイができるのか?もちろんできます。ただのプレッシャー・センス対応ではなく、ポリアフタータッチ対応です。タッチに応じてキーごとにパラメーターを別々にコントロールできます。
USBやMIDI、CVアウトを使ってDAW上のインストゥルメントやモジュラー・シンセをコントロールすることもできます。つまり、MicroFreakをコントローラーにして、最新のソフト・インストゥルメントでポリアフタータッチを体験することも可能なのです。
「gooseneck microphone」のオプション設定
マイクにステップアップ
シンプルで、脱着可能。ミックスにあなたの声を散りばめるマイク。
マイク・ポジションを簡単に調節できるグースネックを採用し、ヘッドフォン端子に接続するだけの使いやすさ。もちろん、ヘッドフォンも同時使用できます。
マイクのゲイン・レベルとノイズ・ゲート設定はユーティリティ・メニューで行えます。
人間の声の倍音構成は非常に複雑です。その複雑な倍音構成を16バンド・ボコーダーで細かく検知、フィルタリングして、正確に再構築します。
心の中を語りかければ、MicroFreakが優しく応えてくれます。
※gooseneck microphoneは別売オプションとなります。
ボコーダー・エンジン
16バンド・ボコーダーを搭載するために、新たなモードを新規開発。
ボコーダー・エンジンには、ノコギリ波、パルス波、ノイズの3波形を内蔵しています。TimbreとShapeノブで16バンドのフィルター・バンクを操作してボコーダー・サウンドを変化させることができます。
MicroFreakのボコーダー・エンジンは、ありがちなロボット・ボーカルを超えるサウンドです。16種類の新規プリセットには、アンドロイド的な声からクリアなハーモニー、大きく変化するフォルマント・シーケンスなど多彩なサウンドをご用意しました。
ドラムマシンやシンセサイザーなどの外部オーディオをヘッドフォン端子経由で接続し、グリッチ感のあるサウンド・プロセッシング
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1. デジタル・オシレーター
他の人と同じような音作りはもう終わりにしましょう。多彩なモードを内蔵した極めてパワフルなデジタル・オシレーターです。ヴァーチャル・アナログからクレイジーなスピーチ・シンセシスまで、新しくてエキサイティングなサウンドを見つけてください。 -
2. アナログ・フィルター
音の良いステートバリアブル(ローパス、バンドパス、ハイパス)アナログ・フィルターで、自己発振可能です。 -
3. LFO、エンベロープ、サイクリング・エンベロープ
一見シンプルそうですが、実は極めてパワフルなLFOとエンベロープです。フレキシブルなサイクリング・モジュレーターを使えばエンベロープをLFOのように使用でき、色々なライズ/フォール・タイムでパラメーターをコントロールできます。
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4. 25ノート・プリント基板タイプ「キーボード」
ポリアフタータッチ対応の表現力最大のインターフェイスです。 -
5. トランスポーズ・ボタン
ダーティなベース音域から叫びあげるようなハイピッチのリードまで簡単にシフトできます。 -
6. アルペジエイター/シーケンサー
ポリフォニック・シーケンサー+パラメーターを自由にアサインできる4モジュレーション・トラックです。スパイスやダイス機能でシーケンスに意外な偶然性を盛り込めます。
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7. アサイナブル・モジュレーション・マトリクス
5種類のモジュレーション・ソースと3種類のユーザー設定を含む7種類のデスティネーションをヴァーチャル的にパッチングできます。 -
8. 320音色プリセット+64音色ユーザー・エリア
トラディショナルな音色から、あまりトラディショナルではありませんが最高の音色までバラエティに富んだ320音色をプリセットしています。ユーザー・エリアにはオリジナル音色を64音色メモリーできます。 -
9. OLEDスクリーン
各種設定やプリセットをクリアに見やすく表示します。
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10.CV/Gate端子
CVアウトでMicroFreakを音楽制作の生態系に組み込めます。MicroFreakのシーケンサーでヴィンテージ・シンセやユーロラック・モジュラーのコントロールをするなど、用途は無限大です。 -
11.パワー・サプライ&USBパワー
MicroFreakはパワー・サプライ付属ですが、それなりの電力が必要なアナログ・オシレーターがありませんので、USBバスパワーでも動作します!
「ここまで多機能な低価格シンセなんてあり得ない!」 その常識を打ち破るのがMicroFreakです。
Sound Corner
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Ambient 90 (Jean-Michel Blanchet)
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Bontempi (Simon Gallifet)
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Mr Robot (Simon Gallifet)
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Myosis (Simon Gallifet)
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Scello (Jean-Baptiste Arthus)
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Tek 147 (Jean-Michel Blanchet)
Gallery
パッケージ内容
- MicroFreak本体
- パワー・サプライ
外形寸法&質量
- 311 (W) x 233 (D) x 55 (H) mm
- 1.02kg
主な特長
- 512のプリセット・スロットと320のファクトリー・プリセットを備えたシンセサイザー
- ウェーブテーブルからサンプルプレイバック、グラニュラープロセッシングだけでなく、Mutable Instruments製のオープンソースPlaitsエンジンやNoise Engineering製のオシレーター、Vocoderモードまで21種の多彩なデジタルオシレーター・モードを搭載
- アナログ・ステートバリアブル・フィルター(12dB/oct、レゾナンス、ローパス、バンドパス、ハイパス)
- ADSRエンベロープ
- 2モードのサイクリング・エンベロープ(エンベロープ・モード、LFOモード)
- シンク可能なLFO(サイン波、三角波、ノコギリ波、矩形波、ランダム、スルー・ランダム)
- 5ソース7デスティネーション(うち3つはカスタム設定可能)のモジュレーション・マトリクス
- モノフォニック、パラフォニック、ユニゾン・モード(最大4ボイス)
- プログラム可能なコード・モード
- 特定のスケールを設定できるスケール・クォンタイズ
- 25鍵静電容量方式キーボード(ポリフォニック・アフタータッチ対応)
- 静電容量方式タッチストリップ
- 鮮明なOLEDディスプレイ
- 強力なアルペジエイター(アップ、オーダー、ランダム、パターン・モード、スパイス&ダイス・ゲート・ランダマイザー)
- 64ステップ・シーケンサー(プリセットごとに2パターン、4オートメーション・トラック)
- CV、Gate、Pressureアウト端子
- USB、Clock、MIDIイン&アウト端子
- CV、Gate、Modアウト端子
- オーディオ・アウト(標準ジャック)、ヘッドフォン・アウト(ミニジャック)