KeyStep:これ1台ですべてカバー。
シンプルであることは、効率化のカギであり、音楽的アイディアを形にするのにベストな方法であると言えることがあります。KeyStepの設計思想は、まさにここにあります。欲しいポイントへ一直線に進み、様々な制約をすべり抜けてミュージシャンが音楽制作に専念できる、それがKeyStepのゴールです。アナログ、デジタルなど機器を問わず、KeyStepならコントロールとクリエイティビティの全く新たなレベルに到達できます。
高い接続性
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接続性の良さ
KeyStepは、幅広い機器との接続に対応しています。特に、アナログ、デジタル、ソフトウェアを問わず、あらゆるシンセサイザーとの接続が可能です。
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CVマニアにも
音程とタイミングのCV、GATEアウトに加え、ベロシティ、アフタータッチ、またはモジュレーション・ホイールの情報を独立CVアウトから出力でき、アナログCV対応機器やモジュラー・シンセのコントロールが行えます。
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デジタル&アナログも
5ピンのMIDI端子を使用してあらゆるMIDI機器をコントロールでき、USBポートを使用してプラグインやバーチャル・インストゥルメントをコントロールできます。
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シンクも、サステインも
KeyStepにはサステイン・ペダル端子の他にシンク・イン、アウト端子も装備していますので、シンク端子のドラムマシンなどとの同期も可能です。また、MIDIインを使用して外部キーボードを接続したり、KeyStepをMIDI→CVコンバーターとして使用することも可能です
あらゆるセッティングに柔軟に対応可能なKeyStep
クリエイト
かつてないほどの機能をパッケージしたコンパクト・キーボード・コントローラー。
機材やプラグイン、モジュールが増えていくことは楽しいことです。その楽しさは、誰も隠せません。ところが、機材が増えればそれぞれを十分に使い切れなくなる不満が募ることがないというわけでもありません。KeyStepがあれば、多くの機材をコントロールできる悦びを取り戻せます。KeyStepは、音楽制作の自由度をさらに加速する各機能を内蔵しています。32鍵スリムキー鍵盤はベロシティ、アフタータッチ対応、8モードのアルペジエイター、最大64ステップ、1ステップにつき8ボイスのポリフォニック・ステップ・シーケンサーを内蔵。
パフォーマンス
兄弟機種のBeatStepやBeatStep Proと同様、KeyStepは特にライブなどの状況でコンピュータの操作に囚われることなく、演奏に集中できるコンパクトなコントローラーです。KeyStepは、ライブやレコーディングで、ミュージシャンと音楽を無理なく自然に、素早く、しかも強力に結び付けることができるリンクだと言えます。各機能はライブ・アーティストに望まれるリアルタイムでのシーケンス作成、シーケンス・フレーズのリアルタイム編集、リアルタイムでのシーケンス演奏と作成の同時進行などを念頭に考え抜かれたものです。
KeyStepなら、これまでになかったライブの衝撃を体験できます。
3つの動作モード
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シーケンサー
最大64ステップ、1ステップにつき最大8ボイスのポリフォニック・シーケンスの作成、演奏、トランスポーズが行えます。また、2つのMIDIチャンネルを使用して、シーケンスをプレイしながらリアルタイムでリライトすることも可能です。
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アルペジエイター
アルペジエイターは、コードを弾くと各構成音を単音で順番に演奏できる機能です。8種類の演奏モードを内蔵し、Time Divisionノブを使用すれば複雑で込み入ったフレーズを簡単に演奏できます。
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コントローラー
KeyStepは、ベロシティ、アフタータッチ対応の32鍵スリムキー、反応の良いピッチ、モジュレーション・リボン、あらゆるタイプのシンセサイザーをコントロール可能なMIDI、CVアウトを備え、大型キーボード・コントローラーのほとんどと遜色ないコントロール性能を発揮します。
必要なコントロールがすべてここに
入念に考え抜かれたフロントパネル、リアパネルのレイアウトの各セクション:
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1. スリムキー
Arturiaの独自設計によるベロシティ、アフタータッチ対応32鍵キーボード。
2. シーケンサー/アルペジエイター
8パターン・メモリーが可能なポリフォニック・ステップ・シーケンサー、8パターン・スタイルのアルペジエイター。
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3. HOLDボタン
ボタンを押すとサステイン・ペダルとして動作。
4. コード・プレイ・ボタン
コードをセットすると単音でコードを演奏できます。アルペジエイターと併用すれば、コード・アルペジオも可能です。
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5. パフォーマンス・コントロール
タッチ式ピッチ・ベンドとモジュレーション・リボン。
6. オクターブ・シフト・ボタン
キーボードをオクターブ単位でトランスポーズ(移調)できます。
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7. SHIFTボタン
MIDIチャンネルの設定や、アルペジエイター/シーケンサーのゲート・タイムやスウィングの設定時に使用します。
8. トランスポート・ボタン
アルペジエイターやシーケンサーのスタート/ストップをコントロール。RECボタンを押すとシーケンスのステップ・レコーディングやリアルタイムのオーバーダブが行えます。
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9. TAPボタン
タップ・テンポとして使用できる他、シーケンサー・モードではレスト、タイの入力にも使用できます。
10. USB
クラスコンプリアント、バスパワーに対応。オプションのUSBパワー・アダプターを使用すればスタンドアローン動作も可能です。
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11. CV/GATE端子
1V/Oct規格のCV/GATE端子。MODアウトからはベロシティ、アフタータッチ、またはモジュレーション情報をCV出力できます。
12. サステイン・ペダル端子
サステイン・ペダルを接続します。
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13. シンク端子
一般的な矩形波クロックに対応。DINアダプター・ケーブルを使用すれば、DINシンク信号をスタート/ストップ・メッセージ込みで送受信できます。
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14. MIDI端子
DAWやハードウェアMIDI機器との接続に使用します。
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15. シンク・モード・セレクター
同期のためのクロック・ソースを選択します(インターナル、USB、MIDI、シンク入力)
主な特長
- Arturia独自のスリムキー鍵盤(32鍵:ベロシティ、アフタータッチ付き)
- アルペジエイター・モード:1アップ、ダウン、インクルーシブ、エクスクルーシブ、ランダム、ノート・オーダー、ダブルアップ、ダブルダウン
- シーケンサー・モード:ポリフォニック・シーケンス(レスト、タイ、レガート入力可能)×8種類メモリー可能
- レイト・コントロール&タップ・テンポ:REC、PLAY、STOPボタン(シーケンサー、アルペジエイターのコントロール用)
- サステインHOLDボタン
- サステイン・ペダル端子
- コード・プレイ・モード
- SHIFTボタン:MIDIチャンネル設定、ゲート・タイム、スウィング設定
- DCジャック(単体動作時用)
- ・USB端子(USB-MIDI):コンピュータ、Arturia MCCエディター接続用
- MIDI端子:イン、アウト
- シンク端子:イン、アウト(対応フォーマット:1 pulse per step、2 PPQ(コルグvolca)、24 PPQ DINシンク、48 PPQ DINシンク)
- シンク・セレクト・スイッチ:Internal、USB、MIDI、Clock
- CV/GATEアウト:1V/Oct CVに対応、Volt>Hzモード、ゲート・アウト:5Vまたは12V(ビンテージ機器にも対応)、MOD(ベロシティ/アフタータッチ/モジュレーション・ホイール)アウト
- タッチ式ピッチ・ベンド、モジュレーション・ホイール
- シーケンス:64ステップ、最大8ボイス
- 低消費電流:Apple iPad®からのバスパワーで駆動可能(カメラコネクションキットが別途必要になります)
- 「Ableton Live Lite」、「Analog Lab Intro」付属